医療英語まとめ
eczema 湿疹
nasal discharge 鼻汁
sputum 痰
incontinence 失禁
indigestion 消化不良
dysphagia 嚥下困難
constipation 便秘
obstruction 閉塞
lumbago 腰痛
vertigo 回転性めまい
dizziness 一般的な「めまい」ふわふわ
faintness 非回転性めまい(気を失いそうな)
syncope 失神
seizure てんかん発作
melena 黒色便
新生児メレナとは本来、黒色便のこと
新生児が吐血や下血などの症状を呈する病気を総称して新生児メレナと呼ばれる
menopause 閉経 meno pause
menorrhagia 過多月経
ーrrhagia 〔病理〕異常流出
dysmenorrhea 月経困難 dys meno rrhea
amenorrhea 無月経 a meno rrhea
ーmeno rrheaで月経のようだ。menoでも月経関連ワードか。
dyspnea 呼吸困難
ー困難 dys
nausea 嘔気
ー嘔吐はvomiting
apnea 無呼吸
pneumothorax 気胸
angina pectoris 狭心症
ーangina締め付け pectoris胸
tinnitus 耳鳴 ringing in one’s ear
tenesmus しぶり腹
subarachnoid hemorrhage くも膜下出血
cerebral infarction 脳梗塞
rigidity 筋強剛
akinesia 無動
-kinesia 動き dyskinesia
pathy 痛み、障害的な意味
- retinopathy 網膜症
BSE;bovine spongiform encephalopathy
intubation 挿管
polypectomy ポリープ摘除 polyp ectomy
-ectomy 切除
resection 切除
decubitus 褥瘡 デクビタス→デクとか言われている
ligation 結紮
111C17
111C17
主訴Presenting complaint:左下腹部痛。
既往歴:3日前に突然、左下腹部の激痛が出現。吐き気、悪寒を伴う。
診察:体温37.2℃。
体温37.2℃。
顔面蒼白、黄疸 jaundiceなし。
全身の腹部膨満感と腹部圧痛、左下腹部の局所的な反跳性圧痛rebound tendernessを伴う。腸音は減少している。
直腸rectal診で圧痛、腫瘤を認めない。
検査結果
白血球数。11,300/μL、CRP:9.8mg/dL。
CT:S状結腸の腸壁bowel wall肥厚を伴う小袋small pouchesを複数認める。
a Crohn's disease
b Sigmoid volvulus S状結腸捻転 evoluteとかrevolverとかから回転系の単語と。
c Acute appendicitis
d Sigmoid diverticulitis S状結腸憩室炎
e Meckel's diverticulosis これがヒントか・・・
4分割は出るみたい
9分割は出ないね。Left lumbar左腰部=これで左側腹部 とか分かるわけなし。
黄疸は、icterusともjaundiceとも出ている。
覚えるのだるっ・・・
110C20
患者は61歳の男性で、全身倦怠感general malaiseを主訴とする。この2日間に腹部膨満感Distended abdomenを発症している。この患者には長い飲酒歴がある。しかし、アルコール依存症の治療を受けたことはない。
身体所見では、意識は明瞭である。発熱はない。結膜conjunctiva黄疸icterus,前胸部の血管性クモ,両側脛骨前部pretibial浮腫をみとめた.超音波検査で中等度の腹水ascitesが検出された。
このため、できるだけ早く本国の医師に相談するよう強く勧めた。
DeepLもまだまだですね。間違いがいくつかありました。
難しい英語が太線で。
飛行機でやってきて肝硬変かよ、、とは思いますが、DVTばっかりでは正答率が上がりすぎるということか。
輸血
☆血小板 室温 振とう 4日
血小板の形態が円盤状で質がイイと、光を一様に屈折するためにスワーリングする
(でも見ることはまずないですね)
圧倒的に血液内科オーダーのブツです
☆FFP 冷凍(-20℃以下、大体-40℃とか) 解凍は体温程度で 1年
DICの時に使うくらい
基本的にに肝臓科が使う
☆赤血球 冷蔵(4℃) 21日
どの科でも使いうる
注意点
・ICでは副作用をしっかりと説明する。特にアレルギーの発熱・蕁麻疹は頻度が高く(1~10%)係争になることも。
・研修医が5~10分程度ベットサイドで観察すること。
→とくにABO不適合輸血! 血管痛や頻脈、腹痛で気づければ助けられるが、発熱やチアノーゼを認めてからでは死亡率が高くなり、ショックに陥った例では救命できないことがしばしば。
・輸血後の感染症検査は現在不要になっている。頻度が少ないのでコスパ悪し。
ただしこれをICしないと引いてしまったらヤバいので注意。
なお現実問題として、O型RH-は用意できない。O型Rh+を使っているのが実情。
Rh不適合は目をつむるしかない。
topics
・末梢血幹細胞
G-CSFを健常人ドナーに投与する是非もあったが、おおよそ問題ないということで。
簡便であるが、慢性GVHDの頻度は骨髄幹細胞に比べ多い。
小児科では慢性GVHDを嫌い、骨髄にする施設が多い。
高齢者では、末梢血幹細胞のほうが感染リスクが低いことから8割方選択される。
・顆粒球輸血
好中球の寿命は8時間程度とされる。従ってこの輸血は近親者でもなければ困難。
もちろん保険適応外。
http://ganpro.med.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/05/169%E5%8F%B7.pdf
・間葉系幹細胞
GVHDの治療に。
http://ganpro.med.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/02/mm129_201501.pdf
心電図だけでフォローしてみた
息切れで来院(今回の話の流れは下線)
①心疾患
・心不全
・不整脈
・弁膜症
・貧血
②肺疾患
・肺炎
・COPD
・喘息
・肺塞栓
辺りを上げる。
☆まず歩行可能か、安静か、の判断
安静指示は大抵、心疾患であるから
・聴診所見 ・心電図
が重要
☆心電図
まず1番重要な所見は
・徐脈/頻脈
・ST上昇(J波で定義通り見ること)
☆房室ブロック
息切れ程度で来院するも意識を失うこともあり注意すべき
・PQ延長=OK(1度)
・PQ間隔延長=OK?(ウェンケバッハ2度?)
問題は、
・PQ間隔一定(モビッツ2型2度)
・PP、RR一定も、関連なし(3度)
=要は上室性でないものが問題
PQ間隔延長に見えても、よくよく見れば3度の可能性もあり注意!
PなのかUなのかもPP間隔は基本的に等間隔なので区別できる
RRとPQをしっかりと見るべき。
☆完全房室ブロック→VF・TdPについて
QT延長にtriggered activityの一つ、EADが重なり起きる
原因は薬剤性、徐脈(房室ブロック、SSS)、電解質異常
☆心停止
①心静止
②pulselessVT・VF
③PEA(無脈性電気活動)
言葉の定義は詰まらないが、脈と電気活動は必ずしも一致しない
心電図をフォローしていると、
完全房室ブロック→VT→TdP→VF→心静止
というように目まぐるしく変化するものがあり、、
息切れからCPAにまで至る劇的な例を挙げて見た
105F10
鉄欠乏性貧血と二次性貧血との鑑別に有用なのはどれか.
a 血清鉄
b 網赤血球数
c 血清フェリチン
d 血清トランスフェリン
e 平均赤血球容積〈MCV〉
二次性貧血をきたす基礎疾患として①感染症,②悪性腫瘍,③膠原病,④慢性腎不全,⑤ 肝疾患,⑥内分泌疾患などがあげられる. 感染症,悪性腫瘍,膠原病などに伴う慢性炎症に起因する貧血,慢性腎不全に伴う貧血が特に重要で頻度も高い. 慢性炎症に伴う貧血は,貧血の中では鉄欠乏性貧血に次いで頻度が高い.
いろいろ含む概念である
慢性炎症で鉄の利用を妨げるヘプシジンが作られる。これも急性期反応蛋白。
血清鉄を総鉄飽和度(TIBC)で除して算出されるTSATは血清鉄の影響を強く受けます。血清鉄は鉄欠乏状態でも低下しますが、 軽度の炎症でも肝臓から誘導されたhepcidinによって血中の鉄は他の組織に偏在化するため、 血清鉄は低下します。
よって低TSAT値は骨髄における鉄の欠乏状態を感度高く(90%)検出しますが、 その特異度は著しく低下(40%)します.
急性期反応蛋白と反急性期蛋白というものがある
CRPは急性期反応蛋白の典型だろう。
その他、ハプトグロビンやらセルロプラスミンがある。
つまり、HbやCuを運ぶような蛋白は炎症で増えるわけだ。
一方で反急性期蛋白という減るモノもある
それがトランスフェリン。Feを運ぶなら、お前も増えろやーー