抗菌薬で発症予防可能な疾患であり、先進国での発生は激減し、わが国での年間患者数は17例にすぎない
にも拘わらず出題され続ける、リウマチ熱
ポイントは
・溶連菌感染後、1~5週後
Jones基準によれば、
・僧帽弁閉鎖不全からの狭窄(はじめ収縮期逆流音であることに注意)
・移動性の関節炎
・舞踏
・輪状紅斑
・ASO333以上で尤もらしい
・ペニシリンは培養陰性化していても予防的に投与(5年)
(国家試験としては、ペニシリンは選択肢にあれば考えなしに選んでよい)
そしてここが一番のポイントなのだが、
心筋炎は50%の頻度で出現するため、アスピリン半分、ステロイド半分といった感じになる
85C4-6はかなり昔なので、太字が全て問われていた
が、こんなんで検査できるのだからさっさとぺニシリンが投与されているハズで、そこまで詳しい知識は要らない