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ARの心音は複雑
①第2肋間胸骨右縁に3/6度の収縮期雑音
②心尖部に放散する3/6度の拡張期雑音
を挙げているが、むしろこれはARらしくないと思わないだろうか?
3LSBで拡張期雑音を聴くべきではないのか?
もっといえば、雑音が高調かというのまで書いて欲しい
①第2肋間胸骨右縁に3/6度の収縮期雑音
ASを疑うが、
これは血液のLVへの逆流による相対的ASであるということ
②心尖部に放散する3/6度の拡張期雑音
MSを疑うが、
これはLVへの逆流により、LVが拡大し、僧帽弁を押し上げ、相対的MSであるということ
Austin Flint雑音とも言う
で、この相対的MSを聴くのは、ARと同じで前屈位なのか?
MSは普通左側臥位だが、、
よくわからないスッキリしない問題だなあ、、
と思っていたらそう言うことではないらしい
お偉い方の意図は、
「結局ARで大事なのは大動脈弁の拡張期雑音でしょ?
それを聴くのはどこ?」というものだったらしい
日本語下手か!
問題文に②心尖部に放散する3/6度の拡張期雑音と書いていたら、普通それを指していると思うだろう
クソ問題である
おまけ
Sternal とは胸骨の意味
LSBのs
3LSBはErb領域ともいい、大動脈弁と肺動脈弁が重なる領域である