交感神経

交感神経

 

α1 血管収縮↑

α2 インスリン分泌↓

β1 心拍・心収縮力↑

β2 肝臓グリコーゲン分解

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsicm/16/3/16_3_248/_pdf

 

・褐色細胞腫では、α1作用が主に高血圧に作用する。

・β2による代謝亢進で高血糖ややせを来す。

  +α2のインスリン分泌低下も高血糖に関与している。

 

問題は高血圧のほうで、緊急度が高い。従って必ずαからブロックすること。

βブロッカーを先行するのは禁忌である。

 

またバセドウetcを疑った場合、確かに甲状腺ホルモンはアドレナリン的な存在ではあるが、

バセドウでは下痢・褐色細胞腫では便秘」

が決定的に違う点に注意。