声帯結節・ポリープ様声帯・声帯ポリープ

両側:声帯結節・ポリープ様声帯

片側:声帯ポリープ

 

声の酷使:全て

→国試的には何の鑑別にも役に立たない知識。ゴミ。カス。使えない。

 

喫煙:ポリープ様声帯・声帯ポリープ

→ここが鑑別ポイント

 

◇国試的な鑑別

喫煙が関係ないだけで声帯結節と選択でき(女子アナのイメージ)

片側なだけで声帯ポリープと選択できる

残り物でポリープ様声帯を選ぶ

(ポリープ様声帯と声帯ポリープは両側か片側かで区別するとも言えるが)

 

◇例題

A:子供や保育士に多い(喫煙関係ない)し、片側であれば声帯ポリープだから逆説的に両側性である

B:声帯ポリープは1stで手術。あとの2つは1stが保存なのが違いポイント。

C:声門癌2/3。声門上癌1/3。声門下癌は稀。

D:クループとは歴史的にジフテリアによるものを指す。発生は最後に報告されたのが、1999年。かつては年間8万人以上の患者が発生し、10%程度が亡くなっていた重要な病気。diphtheria, pertussis and tetanusのDPTといえば生後3か月で打つが、これにより激減した。パラインフルエンザウイルスにより同じような症状になるので、これを仮性クループと呼び、今ではもっぱらこっちが主流である。

E:特発性が最も多い。