アルコール代謝と脂肪肝

アルコールは酸化されてアセチルCOAとなるが、これは遊離脂肪酸をβ酸化する経路と拮抗する。そのため中性脂肪の合成が増え、脂肪肝になる。

 

アルコール性ではAST優位になる。(Sake的な)

非アルコール性ではALT優位。

 

エコーで腎臓と肝臓は同じくらい。肝腎コントラストの差を見ると分かりやすい。

 

アルコール、肥満、糖尿病は最も多い原因である。

インスリン抵抗性は、やはり代謝の方向を中性脂肪へと向ける。

一方で脂肪肝も糖尿病の原因である。

甲状腺機能亢進症はコレステロールが低下する。その結果、VLDLが減少し、肝臓から中性脂肪を輸送することが出来なくなる=脂肪肝