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・マラスムス
聞いたことはあるかもしれないが覚えているわけもなく。
体に備蓄されたエネルギーとタンパク質がいずれもすべて枯渇する。
この疾患は発展途上国においてしばしば発生する。
まあどうでもいいですね。
戦後ならともかく。(80回台で出題あり)
・アルコールの摂取 --------- 尿酸の排泄低下 ?
アルコールは尿酸の産生↑かつ排泄↓と作用する。
ビールにはプリン体がそもそも含まれるが、含まれない健康な奴(自称)でも関係ない
・アルコール代謝で乳酸が増える(機序は難しいしどうせ覚えられない)
すると乳酸と尿酸は競合して、相対的に尿酸の排泄が減少する
アルコール多飲で低血糖とケトアシドーシスが起こる機序|Web医事新報|日本医事新報社
エタノールは肝臓においてアセトアルデヒドを経て酢酸に酸化され,最終的にはアセチル–CoAとなるが,その過程で肝ミトコンドリアのNAD(nicotinamide adenine dinucleotide)はNADHに還元される。長期的なアルコール摂取により肝ミトコンドリアにNADHが蓄積するため,NADH/NAD比が高まる。NADH/NAD比が上昇することで,糖新生やTCA回路が抑制される。このエタノール代謝過程で肝グリコーゲンが消費されるため,肝グリコーゲン貯蔵量が減少する。
アルコールは痛風になりやすいということは知識としては有名か
尿路での排泄は減少するわけではなく、血中で増えた尿酸により結局は尿中も増えている。したがって尿路結石にもなる。